身を削る楽しみ。
なんだか不思議なタイトルですが
自分の人生のような気もする
と感じる人もいるかもしれません。
ここでは肝臓を痛めてまでお酒を嗜む
とかはなしです。
ちなみに私はお酒が飲めませんが
お菓子に入っているラムブランデーやウイスキーは
大好きです。
…脱線しました。
自分が好きなことを続けるために
苦労しなければならないことは
切っても切れないことだったりします。
腰に注射を打ってまで走る。
接骨院に行ってまでモノを作る。
痛い治療をしてまで歌う。
趣味や職業などさまざまな背景と痛みが
いくつでもあると思います。
それが好きなこと、楽しいこと、
自分の心が満たされることではないのなら
躰を痛めてまで続けることはないと思いますが
それが負を伴ってでもやりたいことだとしたら
私はやる方を選びます。
楽しい分痛みが伴いますが
心はその分満たされる気がします。
でもこれは人それぞれの考え方だと思います。
最近、歴史小説を漁るように読んでいますが
今は絵師の物語を多く読んでいます。
天下に召し抱えられた狩野派や
町絵師の葛飾北斎、歌川広重…
いろんな環境ではありますが
命が果てるまで
自分の体の負に気づきながらも
最期の最期まで好きなことをやり尽くす姿。
そこまで命をかけてやりたいこと。
命を最期まで余すことなく使い果たした先人に
憧れと尊敬と言い切れぬ想いが溢れます。
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