初盆。
祖母の初盆と重なって
昨年イギリスから帰国した甥っ子と
5年ぶりの再会という大イベント。
1歳ちょっとの頃しか会っていないので
甥っ子としては初対面も同然です。
いろんな感覚を持っている甥っ子で
知らないはずの祖父祖母、父のことを身近な人のように話します。
たまにテレビ電話の向こうから
『今日はじーじがいないね』
と教えてくれたりしていました。
初盆と納骨をお寺でしてもらい
お寺の方とは京都に一緒に行ったりと
長く交流があったので
形式的に行うというよりは
祖母のこともよく知っていたので
あたたかな時間となりました。
納骨の際は
20数年ぶりに祖父にも会うことができ
また改めてご先祖に感謝の想いが募りました。
ひと段落したところで
甥っ子がお坊さんに質問があるとのことで
『南無阿弥陀仏と唱えるのは何故ですか?』
『お経の中でこうがん(紅顔)と言っていたところはどんな意味がありますか?』
と聞いていました。
大人の方が驚きます。
当たり前のように一緒に唱え、
流れるようにお経を聞いていました。
こうがん(紅顔)と言っているなんて
正直わかりませんでした。
お坊さんも
子供からそんな質問は初めて受けた。
と、分かりやすく説明してくれました。
大人だけでは気付けないことはたくさんあります。
当たり前でもわかってないことも
意外とたくさんあります。
良き再会に祖母も喜んでいたと思います。
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