変えるタイミング。
今だに小学生の頃に買ってもらった色鉛筆を
持ちにくくなりながらも
新しいものと併用して使っています。
色鉛筆が入っている
缶のような素材のケースの裏側には
覚えたての自分の名前の漢字が
マジックでドーンと書かれており
そういえばどこにでも名前を書いていたなと
見るたびに思い出したりします。
気に入ったものは
本当に使えなくなるまで使い切る。
あるのに変える。
ということはあまりしない気がします。
車も20歳の時に乗り始め
潮風を浴びる島に来ても乗り続け
軽自動車というのに20年乗り続け
最期は車屋さんに
『これ以上乗ると爆発します』
と言われました。これは危ないですが。
あまりに愛着があり涙が出たものです。
今年は年初めから
お名前の書のご依頼をたくさんいただいています。
結婚式の際にご両親に渡すもの
お子様の命名書
上司の退職のお祝いに渡すもの
などです。
筆も変えるタイミングが難しく
書けるけれど少し字が太めになる。
これくらいのときがいつも迷うところです。
今回は年の変わり目であり
文字数が多いこともあることから
いつもより早めに決心がつきました。
まだ使える筆の方は
文字ではなく絵を描く時に使います。
私の命、身体もしっかりと使い切りたい。
そう思っているからか
消耗具合がなかなか早いように感じる
今日この頃です。
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