自分を理解する。
その昔、
いろんな先生から匙を投げられ
『原因がわかりません』
『普通ならこういうことはあり得ません』
『すでに手に負えません』
『これはどうにもなりません』
『ちょっと様子をみましょう』
としか言われず
現状を変えたいのに変えられない人がいました。
どんな専門医を頼っても
どんな腕のいいカウンセラーについてもらっても
言われることは同じです。
どうせ私はこのままなんだ…。
そう思うのがある意味普通なのですが
不思議と一切そういう思いになることはなく
原因を知りたい。
自分を知りたい。
そう思っていました。
根拠のない占いは信じていない節があったので
自分でどうにかしようと
根本的に自分に起こっている現状が
腑に落ちる原因を探す旅が始まりました。
毎週末占いに行く友人は
結局、言ってほしいことを言ってくれる人を信じ
あまり納得いかなかったり
今の現状を変えることを勧められても
億劫なことは聞き流し
変えようとする行動をまったくしなかったので
相変わらず何も変わらないまま
占いに足を運び続けました。
占いを信じる信じない以前の問題です。
占いは当たる、当たらないがありますが
どっちであったとしても
その言葉がきっかけとなって
信じたり頑張ってみたりして
自分が変われたならそれでいいような気もします。
人にみてもらうというのは
どういう心構えであるべきか。
というのを反面教師として
見せてくれていたのかもしれません。
納得いく答えを自分で探す。
いろんなことが必要なタイミングで訪れ
時には面倒で大変なときもありましたが
ようやく腑に落ちる原因がわかりました。
それがのちに人の役にたてることになるとは
まったく思ってもみなかったようです。
自分のためにやってきたことが
誰かのために生かされることもあります。
何事も独り占めすることなく
驕らず、阿らず、謙虚にいることで
いつの間にか人を救い、人から救われている。
自分のことを理解して
欲張らず冷静に穏やかにいること。
頭ではわかりますが難しいですね。
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