無の境地。
私の大好きな『源氏物語』の登場人物を描いてみました。
"六条の御息所"です。
タイトルは
うちひしがれる人。
最期は悪霊となり、光源氏の大切な人を呪い殺してしまう恐ろしい人ですが、女性ならわかる感情もあるのではないかと思います。
本当に源氏物語は面白い。
最近映画化された
『十二単衣を着た悪魔』ももちろん読んでいましたが、これもまた新鮮な視点で描かれていて、美しく儚く愛おしく見えていた女性達が、一気にあざとくしたたかに計算高く見えて吹き出してしまいました。
そしてまた改めて源氏物語を読み直す。
ループです。
絵を描く間は完全に無になれるのでワープした気分になれます。
0コメント